トイレの青赤(開閉)の表示錠が調子悪いので見てほしい…とのご依頼でした。
20年以上経っている分譲マンションで、今まで一度も交換したことがなく…閉める(赤)にして何度も出られなくなったとのこと。
錠の中のバネがやられてしまっている状態
同じ製品があれば良かったのですが、このタイプは生産終了しており…。鍵問屋に問い合わせたところ後継品を【取り寄せはできる】とのことでしたが…鍵がかけられなくなっており、ハンドルのみになってしまう状態…で数日過ごしてもらわなければならなくなるので、近所のホームセンターを片っ端から調べ倒しました。
あったよ【島忠】!
翌日、朝一番に取り付けに行きました。
同機種や後継品がない場合は、ハンドル位置と鍵穴位置、ネジピッチによって新たにドアの穴あけなどの追加工事が発生します(+追加料金)。2〜30年前の製品だと追加工事をしなくて良い製品を見つける方がなかなか困難になりますね。比べてみると〈座(小判座)〉の大きさが異なりますが、ハンドル位置と鍵穴位置は一緒なので元々のドアに空いていた穴を利用し追加作業なしでイケました!
破損原因は経年劣化もありますが、ここのお宅の場合…ドア枠が歪んでおり…開け閉め時にドアが枠に若干ぶつかる…というのを繰り返していたようです。その衝撃が積み重なって…というのも要因の一つです。枠の歪みは建物全体の歪みだったりしますので…よろず屋にできることは限られており。。
ほんの2mmくらいしか
ぶつかってないんですよね。なので、蝶番分の高さを引っ込めることにしました。ドアを一旦外して…蝶番の、大きさを削って、蝶番を取付直して…。若干゛擦る゛感覚はありますが
「ぶつかってたのが当たり前だったから〜楽になった!」
ということで、大変満足していただきました。
このような…実は感じている「日頃の小さなストレス」をよろず屋ささき解消していきたいと思っております。