庭池の水を抜いてきたよろず屋です。庭の小さな池で金魚を飼育していたが管理ができなくなってきたので水を抜いて土で埋めてほしいとのご依頼。大きさ的には一回り大きい風呂釜くらい(1400×800くらい)で水の深さは40~50cmくらい。給水も排水もないタイプなので、家主のおじいちゃんが毎回バケツで手汲みしてたんだって…そりゃ大変だ。。材質はコンクリート?泥で池底がどうなってるかわからないので、水を抜いてみないことにはわからない…。
「土はあるから、水抜いて埋めるだけでいいよ」
と云われたものの、それだと万年沼状態になるので…池底が何であろうと穴をあけるなりして雨水の捌け口を作らなければならない。重作業になりそうだったのでよろず屋では珍しく助っ人を一人手配、給水ポンプも借りて挑むことにした。
5月にしては三年ぶりに真夏日を記録した東京地方、チームよろず屋は朝から動きました。
まずは金魚3匹を保護、貰い手がありそうなので一時的に佐々木家に避難。これには飼い主のおじいちゃんも喜んでおられました。
続いて、給水ポンプにて水抜き開始。45分間で2/3以上抜けたが…給水ポンプ自体の調子が悪くここで戦線離脱。残りの水はバケツで掻き出した。池底は泥よりも枯葉が多く堆積しており取り除くのはさほど苦ではなかった。問題の池底は岩かコンクリートか…
プラスチック!!?
プラスチックというか塩化ビニル樹脂といか…。この池自体丸ごと埋めるタイプだったようでおじいちゃんが30年前にせっせと穴掘ってこのプラ池を埋めたんだって。。それ早く言って欲しかったな。。用意していたコンクリートドリルもハンマーも役に立たず…サンダーで切ることにした。
穴どころか綺麗に池底をくりぬくことに成功。池自体の深さ(60cmほど)と埋める用の土の量を考えると、池の壁面の塩ビまで取ってしまったら庭が崩れてしまう可能性があったため壁面は残すことにした。嵩増しのために庭の枯葉を集め敷き詰める。あとはひたすら土を投入する作業。横長のプランターで14杯分かな?それでもやっぱり土の量は足りなかったが、家主のおじいちゃんからは了承済み。
神国日本、昔から水場には神様がいると云われております。最後に酒・米・塩でお祓いをして庭池埋立て工事は完了。2人作業で6時間、一人でやってたら2日間かかったかもしれない…。
-追記-
金魚3匹は近くの〈聖母のさゆり保育園〉に引き取っていただきました。子供たちにかわいがってもらえるといいですね♪